「言葉にする」ことは、自分の力で課題を解決するのに重要です。なので、サッカーも同じように自分のできていないこと、感じていることを言葉にすることで上達していきます。しかし、一般的なサッカースクールでは、コーチが子供に一方的にコーチングするため、子供がアウトプットする機会が与えられません。そのため、自分で課題が見つけられず言われないとやれない子供を多く見かけます。ヴォルツFCでは、言葉にする力をつけるためレッスン中にオープンクエスションとクローズクエスションを子供たちに投げかけるようにしています。クローズドクエスチョンとは、相手にYESまたはNOで答えてもらう問のこと。反対に、自由な回答ができるのがオープンクエスチョンです。もし、オープンクエスションで答えが難しい場合は、クローズクエスションで質問するなど、相手が考えて言葉にできるようにしています。そのようにすることで、自分の課題を自己解決し、主体的に練習できる子供たちを育んでいます。